やむにやまれず飛んできました宿無し銭なし一羽鳥 金波銀波のネオンも消えた花の都は大東京 たどり着いたは流行の自転車配達員 西から東へ行ったり来たり、チャリを漕ぎます運びます 今日も日銭を稼いで生きていく、こんなオレの明日はどっち!? 2020年3月。山梨県で暮らしていた青柳監督は、コロナ禍で代行運転の仕事が遂になくなってしまう。ちょうど注目されてきた自転車配達員の仕事を知り、家族が止めるのも聞かずに新型コロナウイルス感染者数が増えていた東京に向かう。緊急事態宣言下に入っていた東京で、青柳監督は自転車配達員として働きながら、自らと東京の今を撮影し始めた。働くということとは?“あたらしい日常”を生きることとは?あらわになった“ニュートーキョー”を自転車配達員の視点で疾走する路上労働ドキュメンタリー。