金融調査研究会(座長:清水啓典一橋大学名誉教授)の第1研究グループ(主査:清水啓典一橋大学名誉教授)と第2研究グループ(主査:井堀利宏政策研究大学院大学特別教授)は、今般、報告書を取りまとめました(本文は別紙参照)。 当研究会は、平成28年度において、「新次元の金融政策のあり方」(第1研究グループ)および「持続可能な社会保障制度に資する金融のあり方」(第2研究グループ)を研究テーマとして取りあげ、検討を行いました。その成果は、本年3月に提言として取りまとめ、事務局である一般社団法人全国銀行協会(以下「全銀協」という。)のウェブサイトに掲載しております。 本報告書は、同提言に加え、研究会の各メンバーが執筆した研究論文を収録し、上記テーマについて各方面から論じたものです。研究会の各メンバーの責任で執筆されたものであり、執筆者の所属する機関の意見を反映したものでも、また、全銀協の意見を表明したも