宮城・仙台DC、13年春 観光客誘致、復興に弾み 宮城県と仙台市、JR東日本は9日、JRグループと自治体などが連携して誘客を展開する大型観光宣伝「デスティネーションキャンペーン(DC)」を、2013年4〜6月に宮城県内で実施すると発表した。 宮城県が単独で対象となるDCは08年10〜12月以来、2度目。東日本大震災からの復興を全国に向けてアピールし、県内観光地への誘客、関連産業の活性化を図る。 里見雅行JR東日本仙台支社長が同日、宮城県庁を訪れ、村井嘉浩知事、奥山恵美子市長に開催地決定通知をそれぞれ手渡した。 記者会見で村井知事は「観光のみならず、産業全体の復興へ大きな弾みになる。観光を核に元気と輝きを取り戻し、東北全体の復興に寄与したい」と歓迎した。 奥山市長は「震災で観光客が減少する中、復興に向けて大きく背中を押してもらった。広域連携を図り、東北が盛り上がるキャンペーンにしたい