報告を受ける1番の目的は現場を知ることです。真実は現場にあるので、現場を知らなければ、何も始まらないからです。ところが、報告システムがなければ、現場を知ることはできません。 社長以下幹部が集まって、真実を知らないまま「ああしよう、こうしよう」と戦略会議を行っている会社に将来はありません。すべてのスタートは現場を知ることです。 では、いったいどうすれば現場の真実を知ることができるのか。この機会に「報告のあり方」を徹底的に見直してみてください。 武蔵野が実践している報告項目は次の5つです。 (1)数字 (2)お客様の情報 (3)ライバルの情報 (4)取引先の情報 (5)自分の意見 この5つを満たさないものは、報告として価値がありません。 報告のフォーマットは、5つの項目をA4の用紙に2行で記載するのが基本です。1つの報告をダラダラと長文にするのではなく、(1)から(5)までの情報を件数を多く報