日々、内外のニュースに接していると、いろいろの感想や疑問が湧きます。それらについて、私なりの答えを探すべく、このブログを開きます。私は経済記者を30年、大学教授を16年勤めました。第一線記者と研究者の経験を生かし、内外の経済情報を立体的に分析します。 <勝又壽良著 「電子書籍」大好評発売中!> 『習近平大研究』今だけ大特価ワンコイン500円! ******************* 改革開放政策は第2の躍進政策 環境改善計画は未達で終わる 中国では、人間の生命を大切に思う感情が希薄である。「生命の価値は地球より重い」と言った民主主義国家の理念は通用しないからだ。専制主義国家の通弊。そう言ってしまえばそれまでだが、中国に生まれたが故に人間の生命が「鴻毛(こうもう)の軽き」では救われない。鴻毛とは、きわめて軽いことのたとえである。 中国のスモッグは、今や生命を脅かす存在になってきた。大気汚染が