麻生太郎副総理兼財務相は17日、福岡市長選の応援のために訪れた同市内で街頭演説し、東大卒の北橋健治北九州市長を「人の税金を使って学校に行った」と批判した。安倍政権は、大学の財源の多様化を進めるべきだとの方針を示している。 北橋氏は元民主党衆院議員で、前回2015年の市長選で自民党の推薦を受けて3選したが、麻生氏は対抗馬を模索した経緯がある。北橋氏を攻撃する中での発言だが、国立大出身者に対する批判とも受け取られかねず、不適切だとの指摘も浴びそうだ。 福岡市長選で自民党が支持する現職の応援に訪れた麻生氏は、市の人口が増加しているなどと指摘した上で「一番元気が良くて、住みたくなる町だ」と実績を評価した。さらに「北九州と比べると分かりやすい。人の税金を使って学校に行った。東京大学出たんだろ」と北橋氏を批判。「同じ政令市でも北九州市は人口も税収も減らしているが、それで(北橋氏は)再選しようとしている
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