::::弁護士 川村哲二::::〈覚え書き〉:::: 仕事のメモ書き兼用。 広告・表示関係、独禁法・下請法、情報法、電子商取引、消費者保護、著作権など、いろいろ書き留めてます。 先日、最高裁で、現行民法が、非嫡出子の法定相続分を嫡出子の半分としていることが憲法違反との判断がなされたことはご存じの通りで、これにより、現在の国会で民法改正が検討されています。 ところが、自民党議員の中には、結構反対論者がおられるようです。もちろん、国会議員が立法に関していろいろな意見を持つことは悪くはないのですが、この非嫡出子規定が、日本の家族制度、法律婚制度を破壊するなどということを論拠にしていることについては、頭がクラクラしてきます。 どうも、このような反対論者は、非嫡出子を「婚外子」と言って、浮気による子供であることを前提にされているようなのです。もちろん、そういう場合もありますが、それだけではありません
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