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2014年4月17日のブックマーク (5件)

  • お遍路の話(その3・寛大さ) : やた管ブログ

    お遍路の話(その1・遍路道):2014年04月12日 お遍路の話(その2・お接待):2014年04月13日のつづき。 この記事を書くにあたって、いろいろなサイトを覗いてみたが、僕が巡礼したのは2001年、そのころよりも、道案内ステッカーの数は増えているようだ。お遍路文化は健在だという印象を受けた。 お遍路というと、あの印象的な白装束、納経帳を想起する人も多いだろう。しかし、実際、そのようなお遍路グッズはあまり大きな意味を持っていない。歩き遍路の人は、菅笠と金剛杖だけであとはスポーツウェアの人が多い。また、ベテランほど御朱印をもらわない。 巡礼というと、何か堅苦しいしきたりがあるように思えるかもしれない。しかし、お遍路にはそれが驚くほどない。 すでに述べたように、巡礼コースは遍路道という名前で存在しているが、そこを歩かなければならないわけではない。順番も番号順に回らなくてもよい。一度に回れな

    お遍路の話(その3・寛大さ) : やた管ブログ
  • お遍路の話(その2・お接待) : やた管ブログ

    お遍路の話(その1・遍路道)の続き。 お遍路を語る上で、絶対に欠かすことのできないキーワードが「お接待」である。 お接待とは簡単に言うと、お遍路さんに便宜を施すということである。それは現金だったり、料や水などの物だったりする。物ではなく道を教えるとか、休憩所や泊まる場所を提供することもお接待になる。道案内のステッカーも一種のお接待である。 お接待として最も一般的なのは現金だろう。僕の場合は自転車だったので、追いかけて渡すというわけにはいかないから、あまりもらわなかった方だと思う。それでも休憩中にポケットにお金をねじ込んでくれる人や、自動販売機のお釣りをくれる人がいて、合計5千円ぐらいはもらった。歩き遍路の人からは、小学生が走り寄ってお金をくれたという話も聞いた。 水や果物、缶ジュースなどをもらったのは数しれない。休憩所にはずいぶんお世話になった。ほとんど野宿したので使わなかったが、善根宿

    お遍路の話(その2・お接待) : やた管ブログ
  • お遍路の話(その1・遍路道) : やた管ブログ

    この話題、そんなに引っ張るつもりはなかったのだが、昨夜、枕元に弘法大師様が示現され、世の人に分かりやすく説明せよとお告げをたまわったので、書くことにする。 お遍路とは、弘法大師空海が修行したとされる、四国八十八箇所の寺を巡礼することである。実際には、八十八番目にお参りしたあと、最初の寺にお礼参りに行き、さらに高野山に参るので、一回の遍路でのべ90の寺をお参りすることになる。このように円環状になっている巡礼は世界的にも珍しい。 巡礼はどこからはじめてもよいが、一番札所の霊山寺(徳島県)から始めることが多く、僕も霊山寺から始めた。一番札所から始めると八十八番の大窪寺まで打って結願(けちがん)となり分かりやすい。ハングルのステッカーを貼っているという崔さんは、四回結願したというから、四周しているわけである。 全距離は歩き方にもよるが1200km〜1400km。徒歩で巡礼すると早くても40日はかか

    お遍路の話(その1・遍路道) : やた管ブログ
  • レイシストに遍路道を汚させるな : やた管ブログ

    最初に、今お遍路をしている人にお願いがある。もしこのバカげた貼り紙を見かけたら即座に剥がしてほしい。これは遍路道を汚すものだ。 お遍路に外国人排除の紙:nikkansprts.com 徳島県吉野川市川島町川島にあり、四国遍路の巡礼者が利用する休憩所に「『大切な遍路道』を朝鮮人の手から守りましょう」と印字し、外国人排除を訴える紙が貼られていたことが9日、分かった。 貼り紙は「最近、礼儀しらずな朝鮮人達が、気持ち悪いシールを、四国中に貼り回っています。『日の遍路道』を守る為、見つけ次第、はがしましょう」とも記載。「日の遍路道を守ろう会」の名があった。 「気持ち悪いシール」とは崔象喜さんが貼った、道案内のシールを指すらしい。もちろん許可を得て貼ったものである。 「お遍路」韓国に広がれ 崔さん、道沿いに案内シール:徳島新聞 「お遍路」韓国に広がれ 崔さん、道沿いに案内シール 韓国人の崔象喜(チ

    レイシストに遍路道を汚させるな : やた管ブログ
  • 世界遺産登録推進協 遍路道沿い貼り紙問題 再発防止を確認 四国 - MSN産経ニュース

    「『四国八十八箇所霊場と遍路道』世界遺産登録推進協議会」(会長、常盤百樹・四国経済連合会長)は、遍路道沿いの休憩所などに外国人の人権を侵害する恐れのある貼り紙が掲示された問題で、同推進協議会を構成する四国の県、市町、経済団体などにメールなどで文書を送付し、今後このような事案が起きないよう一丸となって取り組むことを確認した。 文書は「四国遍路は世界に開かれたものであり、協議会としては四国のあらゆる人々が四国遍路文化を守り、世界遺産登録への活動を理解・支援していただけるようさらに努めていかなければならない」としている。 同推進協は、四国霊場と遍路道の世界遺産登録に向けて四国が一体となった総合的推進体制で設立。四国の4県57市町村、国の地方7機関、四国国立大学協議会など大学3団体、6経済団体、NPOなど計86団体が構成員となっている。                   ◇ 香川県が市町に依頼し

    popoi
    popoi 2014/04/17
    この件での体制側の姿勢の総合。霊場会公認先達の道案内ステッカーと、匿名のヘイトスピーチとを、如何に評価するか。地元の長年の慣例と競合する条例上の微罪に対し不寛容か否か。 #お遍路