いくらかの憤懣とやるせなさを込めて書く。 東京新聞の報道についてだ。 この図が報道を要約している。 この配置換えに対しては、労災業務の人員、あるいは監督業務と労災業務の合計人員が減ることに批判が出ている。 しかし私が嘆息したのはそこではない。いや労災担当が大幅に減らされるのも驚いたけれど、個人的にはもっとショックだった部分がある。 私は修士論文のテーマに監督行政を選んだ。 長年研究してきた第一人者などでは全くなく、一介の大学院生に過ぎない立場ではある。けれど、監督行政というのはそれほど手を付けられていない研究対象であるため、他の研究者と比べてもそこそこよく知っているつもりだ。 監督官の人数についても当然調べた。 これについてはすでにブログのほうにも書いているので、そちらを参照してもらってもよいが、改めて書いておく。 なお過去の記事は 労働基準監督官の人数を巡る混乱 - ぽんの日記 労働基準
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