昨日午前、安倍晋三首相の慶應大学病院受診が速報ニュースとして配信されました。NHKニュースでも速報として配信されたことで、コロナ禍のニュースに「まさか」と驚いた人も少なくなかったことでしょう。報道各社の見出しも「入院」、「受診」、「検査」などと混乱があり、結果として6時間以上滞在したことからも、首相の健康不安説が再燃する結果となりました。 首相動静から浮き出る昼の空白時間 実は、今年と去年の首相動静(各社によっては「総理の一日」などのタイトル)をつぶさに観察すると、大きな変化がみられます。国会開会中など首相が朝から夜まで永田町にいるようなスケジュールの場合に、昨年までは昼の休憩時間が概ね1時間だったところ、今年5月頃からは日にもよりますが、概ね2時間程度に延びていることがわかります。もちろん、首相動静の記事は、あくまで首相が誰とどこで会ったかを記録している記事のため、誰とも会っていない時間