土合という駅をご存知だろうか。 「どあい」と読むこの駅はJR上越線、谷川岳の山中にひっそりとたたずむ無人駅である。 しかしこの小さな無人駅が、鉄道ファンのあいだでは「日本一のモグラ駅」として有名な駅なのだ。 いったい何がどんな風にモグラ駅なのか、行って確かめてきた。 (工藤 考浩) 越後湯沢から上越線で 先日のデイリーポータルZ5周年企画で金沢を訪れた帰り、せっかくなのでいつかは行ってみたいと思い続けた土合駅へ足を伸ばすことにした。 土合駅は山あいの小さな無人駅で、上り線はごく普通のホームなのだが、下り線のホームが駅舎から階段を462段も降りた地中深くにある「日本一のモグラ駅」だというのだ。 僕は地下が大好きなので、東京へ帰るには少し遠回りにはなるが、ぜひとも寄り道してみよう。 というわけで越後湯沢駅から上越線に乗り換えて、めざす土合駅へと出発した。
ドワンゴおよび子会社のニワンゴは10月10日、動画コミュニケーションサービス「ニコニコ動画」に関する発表会を初めて開催した。「サービス開始以来、初めての前向きなバージョンアップ」(ニワンゴ取締役の西村博之氏)というニコニコ動画(RC2)を報道陣とニコニコ動画の有料会員向けに公開する場であるとともに、ドワンゴがニコニコ動画を主力事業の1つとして宣言する場ともなった。 東京証券取引所1部上場企業であるドワンゴが、新たな成長の柱としてニコニコ動画を位置付けた意味は大きい。ネットワークゲームの開発会社として創業し、携帯電話向けの着メロ、着うた事業で大きく業績を伸ばした同社が、創業10年目となる2007年に初めて企業理念を明文化したのも、ニコニコ動画を育てるためだ。 現在のところニコニコ動画は赤字が続いているが、「2008年9月期には単月黒字化する」とドワンゴ代表取締役社長の小林宏氏は言い切る。そし
10月10日、任天堂は健康をテーマにした「Wii Fit(ウィー・フィット)」を12月1日に国内で発売すると発表。写真は4月、都内でプレゼンする岩田社長(2007年 ロイター/Michael Caronna) [幕張 10日 ロイター] 任天堂7974.OSは10日、家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」向けのゲームソフトで、健康をテーマにした「Wii Fit(ウィー・フィット)」を12月1日に国内で発売すると発表した。希望小売価格は8800円。 携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」向けの「脳を鍛えるソフト」で女性や中高年など新しいゲームユーザーを開拓した任天堂が、今度は「体を鍛えるゲーム」というコンセプトを提案した。 新ソフトは、体重計のような形状をした「バランスWiiボード」を付属。このボードに乗って、ヨガやスキージャンプ、サッカーのヘディング、筋肉トレーニングなど様々なエクササイズをテレビ画
ニワンゴの「ニコニコ動画(RC)」が10月10日に大幅リニューアルし、「RC2」になった。従来はYouTubeからのアクセス遮断対策といった「後ろ向きなリニューアルが多かった」(同社取締役の西村博之=ひろゆき氏)が、今回は独自スクリプトによる新機能の追加など、ユーザーの利用の幅が広がる「前向きな」もの。大手コンテンツホルダーと提携して動画を配信も発表した。 「ユーザーの方と、お金を出してくれている(親会社の)ドワンゴさんはニコニコしてくださっているようだ。あとは、動画の権利者の方にもニコニコしていただける仕組みにできれば」(ひろゆき氏)――投稿動画サービスと著作権侵害は常に背中合わせだったが、ユーザー主導でクリエイティブな作品が次々に生まれているのもニコニコ動画の特徴。ニコニコらしい著作権の形や新たなビジネスモデルを模索していく。 急成長中だが「まったく黒字化していない」 ニコニコ動画は昨
架空につくった難病の子供の支援団体を名乗って、1億7000万円もの心臓移植手術費用を募る悪質な呼びかけがホームページで広がり、医療機関や既存の移植支援団体などが胸を痛めている。すでに口座に振り込みをした例も確認されており、関係者らは「詐欺的な行為で悪質」と警察に通報するなど対応策に追われている。 呼びかけは「おさむちゃんを救う会」を名乗り、少なくとも10月に入ってからホームページで募金を呼びかけている。東京周辺の複数の小中学校のPTAのホームページなどにも、同様の呼びかけをする文面が広く張りつけられているのが確認されている。 文面によると、子供は東京都板橋区で生まれた生後6カ月の心臓の病気を抱えた男児。日本では子供の脳死移植が認められていないため、渡米して手術が必要といった設定。その上で「埼玉医科大学病院に入院中」「海外での移植手術を目指す患者らを支援する民間団体トリオ・ジャパン(東京都豊
第1回 ピンクがあれば、女性にも売れるだろ?:太田百合子の「女性はケータイの“ココ”が気に入らない」 今や国内の携帯・PHSの契約数は1億を突破、人口普及率も81.3%に上り、子供からお年寄りまで日本ではほとんどの人がケータイを持っている。短絡的に考えるとその半分は女性……のはずなのだが、どうして女心の琴線に触れるケータイはこんなにも少ないんだろう。この企画は、そんな素朴な疑問から考えることにする。 私の周りの友人たちを見ていると、女性はケータイをなかなか買い換えないことに気がついた。もう、ほんっとに買い換えない。どうしても欲しい機能があるとか、バッテリーがそろそろダメになったっていうなら話は別だが、まだ使えるのに新機能が出たからといって、すぐ新しい端末に飛びつくような(つまり私のような)女性は、意外と少数派だ。 そんな感じだから、メーカーからしてみればなかなか買い換えない傾向の女性を相手
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