6年ぶりワースト1返上か=交通死者、歩行者の意識改革―危険運転変わらず・愛知 時事通信 12月28日(火)5時42分配信 「名古屋走り」と呼ばれる危険運転が目立ち、交通事故死者数が昨年まで5年連続全国1位の愛知県で異変が起きている。死者数(26日現在)が192人と全国5位で、トップと21人差。6年ぶりワースト1返上が現実味を帯びてきたが、実のところ運転者のマナーの悪さは変わらず、減少の秘密は歩行者側の意識改革にあるという。 愛知県警によると、今年の死者数(同)は北海道の213人をトップに、東京、茨城、大阪、愛知と続く。愛知以外の4都道府県が昨年比2〜11人の増減なのに対し、愛知は29人減だ。 県警によると、対策に力を入れたのは65歳以上の高齢者の事故。高齢者は「車が止まってくれる」と考える傾向が強いとされ、県警は約6万人を戸別訪問し、無理な横断などをしないよう指導した。高齢者の交差点横