セガが、家庭用ゲーム機の製造事業から撤退を発表したときのテキスト。 “そもそも奇妙なのは、こんな内容の文章が、プレスリリースや株主向けの広報などではなく、「SEGAを応援してくださるみなさん」に宛てて書かれているという事実だ。” 『僕たちのゲーム史』のさやわかによるセガ論「セガはいつも僕たちの仲間だった」は、この「玉音放送」の謎を巡るセガ論だ。 “なぜ、この文章はこのように書かれたのか。 そして、これが「玉音放送」だというのならば、彼らの戦いとは、そして敗戦とは、一体何だったのか。” セガと、セガのファンが共有していた理想と思想と「どっか抜けてる」ところを、数々の資料と証言で語っている。 掲載誌は『小説すばる2014年10月号』。 小説の雑誌なのに、特集が「90年代ゲームのいろいろ あのころ、ゲームに夢中だった」だ。 なぜ、いま、小説誌で!? (もうひとつは、ちゃんと「北方謙三 兵飛伝」特