経営危機に陥っている東芝が、「経営改革を担う」経理財務担当者や、「危機発生時のメディアコントロール」を担う広報担当者を転職サイトで募集しており、「火中の栗を拾う人材はいるのか」とネットユーザーの注目を集めている。 東芝は2月14日に予定していた2016年4~12月の決算発表を当日になって1カ月延期。同期は原発事業で7125億円の減損を計上し、4999億円の最終赤字となる見通しで、債務超過の危機に陥っている(関連記事:「東芝は何の会社になるのか」 半導体事業を“失う”いま、綱川社長が記者会見で語ったこと)。 そんな中でも同社は、転職サイトでさまざまな人材を募集中だ。中でもネットユーザーに注目されているのは、経理財務担当者の募集。「幅広い経験を積みながら東芝の経営改革を担います」「『新生東芝』のコーポレートガバナンス改革を担っていただきます」とし、決算業務や原価計算、資金など幅広い部署での採用