ノーベル賞のパロディーで、ユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式がアメリカのハーバード大学で行われ、座った姿勢で自分で尻から内視鏡を入れ大腸の状態を調べる研究を行った長野県の医師が「医学教育賞」を受賞し、日本人の受賞は12年連続となりました。 このうち、「医学教育賞」は長野県駒ヶ根市の昭和伊南総合病院の消化器病センター長、堀内朗医師が受賞しました。堀内さんは、座った姿勢で自分で尻から内視鏡を入れて大腸の状態を診ることが可能か調べ、個人的な経験としては簡単に効率的にできたと論文にまとめました。 授賞式では、白衣姿の堀内さんが実際にどのように内視鏡を入れるか身ぶりで示しながら、「左手で動かして右手で入れる」などと説明すると、大きな笑いに包まれました。 堀内さんは、内視鏡の検診が楽になる方法を試行錯誤する中、研究を行ったということで、「受賞に戸惑っていますが、これをきっかけに多くの