520人が犠牲になった日航ジャンボ機の墜落事故から12日で34年となり、墜落現場の群馬県上野村では朝早くから遺族などが慰霊の登山を始めています。 事故から12日で34年となり、上野村では朝早くから遺族などが墜落現場の「御巣鷹の尾根」を目指して慰霊の登山を行い、亡くなった人の墓標に花を手向けたり線香を供えたりしていました。 また、墜落現場にある慰霊碑「昇魂之碑」の前で手を合わせて犠牲者を悼んでいました。 夕方にはふもとにある「慰霊の園」で追悼慰霊式が行われ、遺族などが墜落時刻の午後6時56分に合わせて黙とうをして、空の安全を祈ります。 事故から34年がたち関係者の高齢化が進む中、事故の記憶を次の世代にどう伝えていくかが課題となっています。