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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/natsume (3)

  • 『借りぐらしのアリエッティ』:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    観てきました。 いいんじゃないでしょうか。 原作を読んでませんが、小さな人々の視点からの世界を緻密に構築する手つきはジブリの伝統みたいなものを感じます。人間の目から見た庭や植物や家具の世界と、それを小さい者の視点で絵と運動について繰り返す映像作り。小さなティーポットから落とすお茶の表面張力。ドールハウスの使い方。要するにアニメの面白さの、少なくともひとつに「世界観を変えて緻密に隅々まで創り上げること」があるということに気づいている、という点で、可能性を感じさせる作品でありました。 成功してるかどうかはともかく、祖母の乗る古いベンツを、わざわざ3Dではなくて手描きで描いたのも、多分温かみみたいなものをそこに残したかったのだと思う。停まってるときも、くにくに動いてるのは愛嬌というべきかな。 ただ、どうしてもジブリ作品として観てしまうので、キャラクターの弱さを感じてしまうのも事実。 この作品でキ

    『借りぐらしのアリエッティ』:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    popolonlon3965
    popolonlon3965 2010/08/31
    なるほど。「男の子」っぽいところって、屋根伝って隣の部屋に行ったとこくらいだもんな。/おっさんである私だけど、いい映画だったと個人的には思いました。
  • TV『のだめ〉補足、竹中直人のシュトレーゼマン:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    学習院講演のあと、演劇専攻の佐伯教授が少し話された中で、僕のTV『のだめ』についての話を引き取り「竹中のあからさまなガイジンの演技は、今まで誰もやらなかったことで、彼の仕事としてもいちばいイイ」と語られた。 演劇論としてどうかは僕にはわからないが、同じように感じていた人はいたんだなと思った。この点については、たしか他でも少し書いたが、あらためて補足しておきたい。 高い鼻まで作ってヅラかぶって「○○デェスカー?」などとワザとらしくやりきる竹中のシュトレーゼマンが出てきたとき、僕は大笑いしながら、これでこのドラマは「何でもOK」になったなと思った。あそこまでやってしまうと、ドラマの中のリアリティの水準、演技や架空性のチューニング・レベルは、もう目一杯敷居が下がってしまう。あとは何やっても「範囲内」な感じになるのだ。 その上で、マンガ原作のギャグそのままを映像化するような無茶ブリな演出を強行し、

    TV『のだめ〉補足、竹中直人のシュトレーゼマン:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    popolonlon3965
    popolonlon3965 2007/11/20
    「これでこのドラマは『何でもOK』になったなと思った」…全く同じことを思った。あの演出・演技がマンガとTVをうまく繋いだなと思う。
  • 『のだめカンタービレ』と「キャラ」の現在:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    やっぱり、けっこう面白いけどなぁ、テレビ。 オーボエのクロダなんか、かなりイイんじゃないかね。のだめに恋する瞬間なんか笑ってしまったよ。ところで、今日気づいたんだけど「ピンクのモーツァルト」って松田聖子だったっけ? 遅! 先日、前の奥さんの家で6人ほどで話していてテレビ『のだめ』の話になった。前奥さんは、あまりにも無理にマンガを真似た学芸会がシラけて全然ダメな人で、たしかにそういう意見もブログで散見する。でも、今日のハリセンがのだめを片手でポイと持ち上げてピアノに座らせるとこなんか「マンガやってます!」っていうのがおかしかったんだけどな、僕は。のだめの先生だった西村とハリセンもよかったな。ミッチーもそろそろ領発揮するかな。 まずは、この「わざとらしさ」を受け入れるかどうかで賛否両論がくっきり分かれる傾向にあるみたいだ。ひょっとしてリアリズム傾向の受け手に拒絶感が強いんだろうか。 次に、

    『のだめカンタービレ』と「キャラ」の現在:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    popolonlon3965
    popolonlon3965 2006/11/29
    そうそう、このドラマはやってることがマンガなんだよね。だからツッコミ入れつつ楽しく見られる。ところで、コメントにもあったけど、×クロダ→○黒木ね。
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