8月17日、医学誌「ランセット」に掲載された研究によると、気候変動による気温上昇のため、70年後には北半球の大半の都市が夏季五輪開催地に適さなくなると予想される。写真はリオデジャネイロで6日撮影(2016年 ロイター/Paul Hanna) [バークレー(米カリフォルニア州) 17日 ロイター] - 医学誌「ランセット」に掲載された研究によると、気候変動による気温上昇のため、70年後には北半球の大半の都市が夏季五輪開催地に適さなくなると予想される。 研究結果を共同執筆したカリフォルニア大学バークレー校のジョン・バームス教授は「気候変動予想に基づくわれわれの研究で、今世紀末に夏季五輪を開催できる都市がほとんどなくなることが示された」と述べた。 研究では、西欧以外の北半球地域で夏季五輪を開催するのに十分な涼しさが期待できる都市は、2085年までに8都市に減少するとの予想が示された。 今回の調査