本が棚に並ぶまで 図書館には、カウンターにいる職員だけでなく、利用者の方々からは見えないところで働いている職員もいます。資料情報課もそんなところです。 資料情報課の仕事は、図書館の蔵書となる資料(日本語の本、外国語の本、雑誌、オーディオビジュアル資料等)を選び、注文し、受け入れ、そして館内にある端末やご家庭のインターネットを使って検索できるようにデータを入力し、目録を整えることです。では、図書館の資料は、どういう流れで利用者の方々のお手元に届くのでしょうか。日本語の本を例に説明したいと思います。 運び込まれた本 まずは本選び 中央図書館には、「大阪府立中央図書館資料収集方針」があり、その方針に沿って本を選びます。 毎週月曜日に本の取次ぎ店から大量の本が搬入されます。週によってばらつきはありますが、毎週約600冊ほどの本が搬入されます。その本を1冊、1冊内容を見て、購入するかどうか検討します