インド東部のコルカタで31日、建設中の高架式の道路の橋桁が落下し、複数の車が下敷きになるなど多くの人が巻き込まれているもようで、救助活動が続けられています。 現地からの映像では、大きな鉄製の橋桁が地面に横たわって複数の車が下敷きになり、コンクリートの塊も散乱しています。 インドのPTI通信は、これまでに1人が死亡し、複数の人がけがをしたと伝えていますが、100人以上が巻き込まれたと伝えている地元メディアもあり、死傷者はさらに増えるおそれがあります。 現場では、警察官や多くの住民が集まり、けがをした人の救助を続けています。 インドでは、経済成長に伴ってインフラの整備が各地で進められていますが、工事中の橋やビルが崩壊する事故が相次いでいて、安全対策が不十分な建設現場も多いと指摘されています。