研究に直接関係ないタイプの労働をしていると、先端の研究を追いかけるのが困難になってきます。 なんといっても論文を読む時間がとれないので有識者の記事やらスライドやら書籍やらに頼ることになるのですが、とはいえ1次ソースであるところの論文を確認しないとどうにもならない場合もありますし、複数本の論文を見てはじめてトレンドがなんとなくわかってくるということもあるように思います。 というわけで論文を効率的に読む力を得るぞ!という試みをやっています。参考になるかわかりませんが、この試みについて共有しておきます。 大雑把な方針 論文を読むにあたって、量と質の双方を高める必要があります。そこでこの2つの要素をそれぞれ伸ばすことを考えました。 論文を読む質を高める 社内で一緒に論文を読んでくれるという奇特な方がなんと1名もいらっしゃったので、総勢2人という大人数の論文読み会を定期開催しました。 3ヶ月毎に対象