当たり前の話だが、僕たちは生活を成り立たせるために、あるいはより余裕のある生活を営むために働いている。 僕たちは生きる糧を得るために働いているのであって、働くために生きているわけではない。 働くことに生きがいややりがいを感じることは素晴らしいことだし、否定すべきことではない。しかし、働くこと=人生だという考え方に潜む落とし穴があることも考慮に入れなければならない。 現状は働く人たちにとって職場環境・労働条件等が良いとは言い難い。相変わらず長時間労働は蔓延しているし、休日や有給休暇をろくに取れない職場もある。労働者ひとりひとりの負荷が大きくなっている。過労死や過労自殺が起きても、特段驚かないし、メディアにも余程のことがない限り取り上げられない。これは異常なことである。 特殊な職業(自衛官・警察官・消防署員等)を除いて、仕事をしているだけで生命の危機に晒されるなんて絶対におかしいことだ。 某飲