ARMにとって「IEDM」は非常に重要だ。この会議で議論されるトランジスタ技術が同社のCPUアーキテクチャの行方を左右するからである。ARMは「IEDM 2014」で、CPU設計とデバイス・プロセス技術の関わりを解説する講義を行った。今回から、その内容を複数回にわたってお届けする。 CPU設計企業がデバイス技術に積極的にコミット 半導体のデバイス技術とプロセス技術に関する国際会議「IEDM(International Electron Devices Meeting)」では、カンファレンスの前日に「ショートコース(Short Course)」と呼ぶ1日間のセミナーを開催している。「IEDM 2014」(2014年12月15~17日、米国サンフランシスコ)では、「7nm CMOS技術の課題(Challenges of 7nm CMOS Technologies)」と題したショートコースが開催