前回の続きでカスタム機能関連のネタをやろうと思っていたら、使ってみたいと思っていた50mm F1.4を3本まとめて借りられることになったので、予定を変更して撮り比べレポートをお届けする。 D700に装着できる50mm F1.4は、AFレンズが純正の「AF-S NIKKOR 50mm F1.4 G」と「Ai AF Nikkor 50mm F1.4 D」、シグマの「50mm F1.4 EX DG HSM」の3本、MFレンズが純正の「Ai Nikkor 50mm F1.4 S」とコシナ/カール ツァイスの「プラナーT* 1.4/50 ZF」の2本がメジャーなところ。合計5本から選べる状態だ。 もっとも、つい先日値上がりしたばかりの純正AF 50mm F1.4 Dや、さらにお高いAi 50mm F1.4 Sを、今になって新品で買おうと考える人はあまりいないだろうから(程度をあまり気にせずに中古で選
冒頭から告知で何なのだが、ぼくは今、金沢21世紀美術館デザインギャラリーで「金沢をブリコラージュする。糸崎公朗写真展」という個展を開催している(7月13日まで)。この「ブリコラージュ」という言葉の意味は、連載第1回目でも解説したとおり「既製品の断片を寄せ集め、新たな機能を持つ道具を生み出す素人工作」」というような意味のフランス語で、それがこの連載のタイトルの「切り貼り」という言葉にもかかっている。 ブリコラージュの名手というのは写真界にも少なからずおられるが、その中でぼくが影響を受けた一人が昆虫写真家の海野和男さんだ。海野さんの代表作は何といってもチョウの飛翔の瞬間を捉えたシリーズで、市販の魚眼レンズとクリップオンストロボを組み合わせて撮影されているのが特徴だ。 魚眼レンズはもともと風景撮影用として売られていたもので、それを「昆虫の接写」に使った人は海野さんが初めてだ。またクリップオンスト
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く