公認会計士が、上場企業の粉飾決算に関与したとして、実刑判決が下されました。プロデュースは、粉飾決算発覚後、倒産しており公認会計士の不正により、投資家に損害を与えた重大な事件ではないでしょうか。 (1)粉飾決算で公認会計士が懲役刑 新潟県長岡市の工作機械メーカー「プロデュース」の粉飾決算事件で、旧証券取引法違反や業務上横領罪などに問われた監査担当の公認会計士、石井清隆被告(43)の控訴審判決で、東京高裁は11日、懲役3年6月の一審さいたま地裁判決を支持、被告の控訴を棄却した。(共同通信2013年1月11日) プロディースという会社は、上場企業でありながら粉飾決算が発覚し、株主に多大な損害を与えた会社です。粉飾決算に関わったとして、公認会計士の実刑判決が決まりました。 スポンサードリンク (2)架空の売上高を計上 判決によると、石井被告は2005年6月期から3年にわたり、架空の売上高を計上した