MOOCの現状と図書館の役割 北海道大学 情報基盤センター:重田勝介(しげたかつすけ) 情報通信技術の発達とインターネットの普及は、時間や場所の制約なく「誰でも・どこでも」学ぶことができる学習環境を、学校や大学の枠組みを超えて提供することを可能とした。近年、大規模に受講者を募りオンライン教育を行う取り組み「MOOC(ムーク)」が普及し始めている。本稿ではMOOC誕生の背景を概観し、MOOCの事例と特徴を整理する。その上で、MOOCの普及や改善にあたって図書館が担いうる役割について解説する。 1. MOOC誕生の背景 MOOCとはMassive(ly) Open Online Courseの略で「大規模公開オンライン講座」と訳される。MOOCはインターネット上でオンライン講座を開設し、受講者を広く集め講義を行う取り組みで、2010年頃を境に急激にインターネット上の学習環境として注目を集める
とある事情から、勉強のためいろいろと読んだ。読んだだけだとなかなか頭に入らないので、メモにまとめてみる。 MOOCとは何ぞや カレントアウェアネスの記事*1から引用。 MOOCとはMassive(ly) Open Online Courseの略で「大規模公開オンライン講座」と訳される。MOOCはインターネット上でオンライン講座を開設し、受講者を広く集め講義を行う取り組み 出典:CA1811 - 動向レビュー:MOOCの現状と図書館の役割 / 重田勝介) アメリカの事例 Cousera*2(コーセラ) 2012年〜。アメリカのベンチャー企業によるプロバイダ。創設者はスタンフォード大学の教員Daphne Koller(ダフニー・コラー)*3、Andrew Ng(アンドリュー・ング)*4両氏。 自らコース内容を作るのではなく、大学の講義を公開するプラットフォームとしての役割。ベンチャーキャピタル
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