研究者の間で「プレダトリージャーナル」(=粗悪な学術誌)が問題になっている。一見、論文を発表する場である学術誌にまつわるマニアックな話題だが、アカデミアだけではなく私たちの社会にも繋がる大きな問題だそうだ。 どういった問題なのか、どのように向き合っていけるのか。研究者の井出和希氏にお話を伺った。 井出和希/大阪大学 感染症総合教育研究拠点/ELSIセンター 特任准教授 価値や価値観に関心を持ち、書き留める行為との関係や情報と社会の関わりを中心として研究や実践、対話を展開している。最近の具体的な対象は、プレプリントや粗悪な学術誌、プレスリリースから急速に発展している技術、倫理的消費とファッションの関係性まで散漫としている。Top Peer Reviewer Award 2019 in Cross-Field (世界上位1%, Web of Science)、Sony World Photog
![プレダトリージャーナル問題から考える、私たちが責任を持ち続けること。井出和希氏インタビュー。|Less is More.by info Mart Corporation](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/11bb5936c18ce915fee83263996df4d69bf4f211/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F106363748%2Frectangle_large_type_2_13dea7c750a14cce98ec8f82e398ca02.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)