「スパム(迷惑メール)は2006年後半から急増している。スパム送信者がスパムのあて先となるメール・アドレスを取得する方法も,従来とは様変わりした。送り付けるべきメール・アドレスをスパム送信者に知られないための工夫が有効だ」---。センドメール社長の小島国照氏は2007年2月19日,メール・アドレスの漏えいを防ぐ施策がスパム対策に効果がある例として,同社の代理店の1社であるブロードバンドセキュリティの事例を示した。同社の統計では,アドレス漏えい対策を採ることで,約半年の間にスパムが80%から40%に減ったという。 従来,スパム送信者がスパム送信先のメール・アドレスを取得する方法と言えば,Webページなどに掲載されているメール・アドレスの文字列を拾って収集するというものだった。これに対して,現在ではDHA(Directory Harvest Attack)と呼ぶ,メール・アドレスの「@」より左
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