2020年8月14日のブックマーク (1件)

  • 今でもあの和歌を思い出す 〜巫女さんバイトの裏表〜

    『包めども包めども 隠れぬ人の魂は 身より余れる光なりけり』 几帳面に四角く整えられたきんつばは、薄く透けた衣の下にぎっしりとあんが詰まっているのがわかる。半分に割るとぷっくりとした艶々の粒が弾けんばかりだった。 『巫女のアルバイト3名募集。11月○日〜○日土日祝日、3日間限定。時給900円。当神社のお祭りに合わせ、主に御守りの授与を行っていただきます。』 「ねえ、巫女さんだって!こんな求人初めて見た!私巫女さんやってみたーい!一緒にやらない?」 隣で一緒に大学のアルバイト求人サイトを見ていた日語が堪能な留学生の友人が、目を輝かせて誘ってきた。 「いいね!これ来週末だって。応募間に合うかな?急いで応募しないと!」 ただ単に、巫女さんの格好をしたい。あの、白い衣に緋色の袴!しかもそんなに大変な仕事じゃなさそうなのに、当時の地方のアルバイトとしては時給がいい。最高じゃん!それだけの気持ちで私

    今でもあの和歌を思い出す 〜巫女さんバイトの裏表〜
    potironfilm
    potironfilm 2020/08/14
    きんつば食べたくなってきた。