8月27日、トルコ通貨危機が幅広い新興国投資家を揺さぶっており、米テネシー州の公務員退職年金基金にまで影響が波及している。写真はトルコリラ紙幣。イスタンブールで14日撮影(2018年 ロイター/Murad Sezer/Illustration) [ニューヨーク 27日 ロイター] - トルコ通貨危機が幅広い新興国投資家を揺さぶっており、米テネシー州の公務員退職年金基金にまで影響が波及している。 トムソン・ロイターが6月30日時点の情報開示資料に基づいて集計したデータによると、テネシー州の公務員退職年金基金を運用するTCRSはiシェアーズMSCIトルコ上場投資信託(ETF)の受益権を88万口余り保有しており、資産価値は24日時点で約1900万ドルと機関投資家として同ETF最大の株主だ。