ブックマーク / samuraiblue.jp (2)

  • ザッケローニ監督手記 vol.08「2011年を振り返る(その2)」

    1月のアジアカップの優勝を経て、チームからはチャンピオンとしての自信が私にもいい感じで伝わってきていました。私はそれをさらに膨らませることを次の照準に定めました。つまり、レギュラークラスのメンバーをもっと増やしてチーム全体の底上げを図ること、チームとしてのプレースピードをさらに上げることでした。 チャンピオンになれば、当然のように周りのチームはわれわれを標的にし、丸裸にしてきます。攻撃の特長や守備の弱点を必死に探しにかかります。そういう相手の研究をどう上回っていくか。打開する方法の一つがプレースピードを上げること。そしてもう一つが複数のシステムを身に着ける準備をしておくことでした。 東日大震災の影響があり、3月に予定していた2つのフレンドリーマッチは流れ、Jリーグのスケジュールも大幅な組み替えを迫られました。それに連動して代表の日程も変わりました。特に残念だったのが、招待されていた7月の

    pppantsu
    pppantsu 2011/12/19
  • ザッケローニ監督手記 vol.06「欧州視察とアウェー戦」

    10月上旬、約2週間の日程でヨーロッパを視察して回りました。14日に出て、29日に帰国するまでの間にフランクフルト、シュツットガルト、カールスルーエ、ドルトムントなどドイツの6都市とイタリアのノバーラ、スペインのマドリードを訪ねました。ヨーロッパでプレーする日選手の情報を収集するためです。 日に戻ってきたとき、ほっとした感覚が自分の中にあることに気づきました。皆さんは私がヨーロッパを視察していると聞いて「イタリアにも帰ったんだな」と思われたかもしれませんが、私には「帰る」という言葉がイタリアから日に戻ってきたときの方がしっくりくるように思えました。 日での暮らしは1年を越え、日を拠点にして外に出かけるということが生活のベースとして普通になったことがありますし、仕事が日にあるのでイタリアにいても頭の中に常に日サッカーのことがあるからでしょう。衣服とか日常生活に必要な品々もすべて

    pppantsu
    pppantsu 2011/11/08
  • 1