/民法連は、電機メーカーのCM飛ばしに圧力をかけるつもりだそうだが、すでに地上波よりもケーブルの方が優勢であり、電機メーカーはもちろん、番組制作会社、視聴者、そしてスポンサーも、後者に乗り換えようとしている。電機メーカーが地上波チューナーの販促を止めて困るのは、むしろ民法連の方ではないのか。/ 日本民間放送連盟(民放連)の広瀬道貞会長は11月19日の定例記者会見で、電機各社がテレビCMを自動的に飛ばす機器を販売していることについて「看過するつもりはない。メーカー側と厳しく折衝する」と述べたそうだが、視聴者の方が、CMを、さらには、地上波そのものをもはや「看過」しているのに、いったい何を勘違いしているのだろうか。 高速道路ができれば、旧道のドライブインはさびれる。だからと言って、ドライブイン会の会長が、自動車メーカーに圧力をかけ、高速道路を走れないように自動車の速度性能を落とせ、などと言えば
![民放ビジネスモデルの終焉 - INSIGHT NOW!プロフェッショナル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7f3e9add5b151238b560f4211a713de851c4fe38/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.insightnow.jp%2Fimg%2Fcover%2Farticle_04-2.jpg)