おまえが書いてくれた文章が好きだった これからもずっと好きでいるだろう でももうこれからおまえが言葉を編まないのかと思うと 身体が冷えていく感じだ 私を悪友といってくれた 稀有なひと いわゆる気にしいの私が 気楽に過ごせた珍しいひと パッと見はクールなイケメンだけど 甘い物とお酒が大好きな可愛いやつ おまえは私の未来にいないのか おまえがいないまま時を刻めっていうのか 美味しいものを食べる度に 美味しい酒を呑む度に おまえと食べたかったと おまえと呑みたかったと そんなこと考えさせるのか 今年は呑むぞっていったよな 約束破るようなタイプじゃないくせに どうしてだよ ありったけのお金をつぎこむから 一緒に美味しいケーキを食べようよ おまえが絶賛してくれた角煮も作るから 一緒に美味しいビールを呑もうよ ううん、一緒にいられなくても 世界のどこかにいてくれたら