「イエローフィーバー」という言葉を聞いたことがあるだろうか。欧米文化でアジア人を差別的に指す「イエロー(黄色い肌の人種)」と、病気を示唆する“熱”という意味を持つ「フィーバー」を掛け合わせたこの言葉はアジア人フェチを皮肉的に表現している。 中国系オーストラリア人のライターMichelle Zhu(ミシェル・ヂゥー)はジャーナリズムの勉強のために日本に一ヶ月ほど滞在していた。彼女はそのときに目撃した日本にいる一部の外国人と彼らのイエローフィーバーについて本国のメディアGlobal Hoboで発信。記事の名は『I HOPE YOU CATCH YELLOW FEVER AND DIE(イエローフィーバーにかかって死んじゃえばいい)』。オーストラリアで中国系としてイエローフィーバーの対象とされてきた長年の体験と、日本で目撃した一部の外国人の日本人への横暴な態度に対して爆発した怒りをユーモアたっぷ
自動車を組み立てたことはあるだろうか。 もう一度言う。自動車を組み立てたことはあるだろうか。筆者にはない。 弊誌のカラーを考慮に入れれば、読者のうち、だいたい1万人にひとりくらいの割合で自動車整備工の方がいらっしゃるかもしれない。しかしながら、あらゆるものがオートメーション化された現代においては、たとえ整備工であっても、部品から車を組み立てることなど不可能だと思う。そういうわけで、もしもあなたが整備工なら、このゲームをプレイすることは理に適った行いであるうえに、自分の専門内のあたらしい知識を身につける喜びを得ることができるだろう。では、筆者とおなじように整備工ではない、ほかの9999人の読者が本作をスルーするべきかと問われれば、断じてそうではないと答えられる。 『My Summer Car』は、1995年の北欧フィンランドのど田舎で、車を組み立てるゲームである。もう一度言う。これはフィンラ
未組立プラモ写真家。稀に組む。山登る。からぱたへのお問い合わせ、文章・写真・DJ・飲酒のオファーはTwitter @kalapattar からどうぞ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く