電動の船を実験的に運航している観光名所が北海道にあると聞き、取材に行きました。 大正時代につくられた日本でも珍しい埋め立て式の運河をおよそ40分かけてめぐる「小樽運河クルーズ」。 新型コロナの影響が広がる前には年間16万人が利用していた人気のクルーズで、7隻ある観光船のうち1隻で、「HARMO(ハルモ)」と呼ばれる電動操船システムを使用しています。 システムを開発したヤマハ電動機とクルーズ船の運航会社が使い勝手や課題を探っています。 定員42人のボートに搭載するバッテリーの容量は20キロワットアワーで、一般的なEVのバッテリーのおよそ半分。 充電は家庭用の100Vの電源を使っていて、コンセントを差し込むだけです。 クルーズ船は40分ほどのコースを人が歩くスピードで1日7周から8周ほどしますが、夜のうちに充電しておけば、翌日は丸1日、追加で充電しなくても運航できます。 気になる電気代は1晩で
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