「カルチャー ×アイデンティティ×社会」をテーマに執筆し、デビュー作『世界と私のA to Z』が増刷を重ね、新刊『#Z世代的価値観』も好調の、カリフォルニア出身&在住ライター・竹田ダニエルさんの新連載がついにOHTABOOKSTANDに登場。いま米国のZ世代が過酷な現代社会を生き抜く「抵抗運動」として注目され、日本にも広がりつつある新しい価値観「セルフケア・セルフラブ」について語ります。本当に「自分を愛する」とはいったいどういうことなのでしょうか? 一緒に考えていきましょう。 資本主義的なセルフケアの問題点資本主義的な「セルフケア」の概念の問題点は、あまりにも「個人」に焦点を当てすぎていることだ。”You can’t self love yourself out of oppression (いくらセルフケアを実践しても、抑圧から抜け出すことはできない)”というフレーズがある。たくさんの制
![歴史からみるセルフケアの「政治性」[第2回] やさしい生活革命――セルフケア・セルフラブの始め方](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b9b464a53923e5dcb999317dbc7d8bc8f55bed7c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fohtabookstand.com%2Fcms%2Fwp-content%2Fuploads%2Fseikatsu_kakumei_1080x810_D.jpg)