こ、これは……! すごい。すごすぎる。あまりにもすごすぎる漫画だと言わねばなるまい。 いや、いま震災関連の漫画とか読んでるんだけど、その1冊として本書が目にとまり、手にとってみたわけですよ。 もう一度タイトルをよく見てみよう。 『東日本大震災、知られざる戦い 福島第一原発の一番長い7日間』 ふむふむ。 さらにオビにはこうある。 「人知れず、その男たちは命を賭して立ち向かった!!」 「政府と電力会社の密約!? 原発冷却はなぜ遅れたのか」 「自衛隊、涙の戦い 日本が誇る救助部隊の苦闘」 「見えない敵との戦い 史上最悪の原発危機に立ち向かった男たち」 ほうほう。 で、開いてみたら「あえてフィクションとして描きました」「この物語は報道関係者、政府関係者などへの独自の取材をもとに構成されたフィクションです」。 なっ、なんだってー!! 石原慎太郎は「水盃」をしたか? たとえばこんな具合である。 全体が
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