ドラえもんの科学の中でも最も人気のあるのが「栗饅頭でブラックホール」という話だ。 ところが、この話には致命的な問題があることがあおい氏によって指摘された。 問題の指摘は某日本の最高学府の学生が馬鹿な過ちを犯していたのを発見してからである。 訂正:日本の最高学府ではありませんでした。物理学の世界では最高学府と二分する旧帝大ではありますが。 その学生はブラックホール内での時間が経過しなくなるという一般相対性理論を無視した論理展開をしており、ブラックホール化した栗饅頭がさらに増大するなどと書いていたので、せせら笑っていたのだが。 「あなたなんか特殊相対性理論的に間違ってるじゃない」(byあおい氏) あう。 そういうわけで、訂正する。 ドラえもんの措置は正しかったのだ。 特殊相対性理論はかつて何度も説明したとおり、「相対的に速く進んでいるほうの物体の時間はゆっくりと流れる」というものである。 さて