日本タイトルだけ大賞とは 出版不況が叫ばれる昨今ですが、出版点数は年々増え、現在は年8万点もの書籍が出版されています。 しかし、その多くはすぐに消え去ってしまいます。 そうした書籍の中には、内容だけでなく、タイトルがコピーとして優れたもの、日本語として美しいもの、面白いものがあります。 「本とタイトルの関係」は「商品と広告の関係」に似ています。商品の中で、本だけは唯一、内容に関係なく名前だけで売れる可能性があります。商品が良くても広告が悪ければ、商品は売れません。その逆もまた言えます。だからこそ広告の地位は高く、商品の中身とは関係なく広告のコンテスト(「カンヌ国際広告祭」「読売出版広告大賞」等)も行われています。 本賞は、日本で出版されている書籍の、内容の優劣を問わず、タイトルのみのコピー、美しさ、面白さが際立つ書籍を表彰し、出版広告だけでなく、タイトルそのものの重要性を発信していくために
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