元重役による不正経理の疑いが報じられた、タイ証券取引所(SET)上場のワイヤー・ケーブル製造業者「スターク社」について、法務省特別捜査局(DSI)はこのほど、同社の資産1億バーツ相当を差し押さえたことを明らかにした。 不正行為による被害は1000億バーツにも及ぶ可能性があるとも報じられている。スリヤDSI事務局長は、「我々はさらに多くの資産を差し押さえようとしている。(捜査によって)被害がさらに大きいことが判明するだろう」とも述べている。 DSIはこれまでに数多くの関係者から聞き取りを行っており、2週間ほどで容疑者の氏名を公表できる見通し。
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