ブックマーク / www.kana-ri.com (6)

  • メロスのように - 『かなり』

    メロスは激怒した。 坂津も激怒した。 必ず、かの邪智暴虐じゃちぼうぎゃの王を除かなければならぬと決意した。 必ず、この屋外焼肉バーベキューの幹事を説得せねばならぬと決意した。 「この短刀で何をするつもりであったか。言え!」暴君ディオニスは静かに、けれども威厳以もをって問いつめた。 「この買い物リストに何を加えるつもりであったか。言え!」幹事は静かに、坂津を問い詰めた。 「市を暴君の手から救うのだ。」とメロスは悪びれずに答えた。 「飲み物がビールだけなので、ビールを減らして焼酎を足すのだ。」と坂津は悪びれずに答えた。 「おまえだって、いまに、磔はりつけになってから、泣いて詫わびたって聞かぬぞ。」 「そんなことをすればお前、当日ビールが欲しいと嘆いても、やらんぞ」 「ああ、王は悧巧りこうだ。自惚うぬぼれているがよい。私は、ちゃんと死ぬる覚悟で居るのに。命乞いなど決してしない。ただ、――」 「あ

    メロスのように - 『かなり』
    pribetch
    pribetch 2017/07/09
    空に 蒼い流星
  • 機動戦士ガンダムΖΖを観始めたけど - 『かなり』

    どうも、坂津です。 私は、いや、私とは今、苦行に耐えています。 事の発端は私が「ガンダム観たことないのに観た風を装ってた」ことでした。 優しいはそれを赦免し、ファーストガンダムを借りてきてくれたのです。 共に生き残り、共に刻の涙を観ようと言ってくれたのです。 テレビ版をどうにか全部観終え、劇場版三部作も視聴完了です。 そして次にZガンダムを観始めました。 こちらも毎日二人でチビチビお酒を飲みながら視聴を続け、テレビ版全話と劇場版三部作とも観終わりました。 なんというか、すごい達成感です。 もう日常会話の全てをガンダムネタで埋め尽くしたい衝動に駆られます。 しかしどうせ誰にも通じないのでやめておきます。 さて、ファースト、Zと続けば当然ながら次はZZです。 私はZZについて、使用楽曲しか知りません。 どれもこれも素晴らしく大好きな楽曲であり、気心の知れた友人と行くカラオケでは必ず歌います

    機動戦士ガンダムΖΖを観始めたけど - 『かなり』
    pribetch
    pribetch 2017/04/24
    初々しい反応
  • 帰宅したら妻からいきなり謝られた - 『かなり』

    あけましておめでとうございます、坂津です。 から驚愕の告白をされました。 タイトルの通りです。 私「ただいま~」 「大変申し訳ない」 私「え?」 「旦那よ、当に心から申し訳ないッ!!」 私「ど、どうしたのラブやん・・・?」 ※私はのことをラブやんと呼び、は私を旦那と呼びます。 「私は、私はトンデモナイわず嫌いだったッ!!」 私「ん?」 「ランバ・ラルは良い男、いやイイ漢だったんだね!」 私「は?」 ある日帰宅すると、急にがファーストガンダムにハマっていたらどうします? 私の場合はとりあえず、狼狽しました。 「今まで馬鹿にしていて済まない!」 私「馬鹿にされてたつもりは無かったけど、どうしたの急に」 「ふと思い立って、観たのだよ」 私「そ、そう。良かったね」 「旦那がことあるごとに言ってたのにね、観ろって」 私「いやいや、別にそんな気にすることないよハハハ・・・」

    帰宅したら妻からいきなり謝られた - 『かなり』
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    pribetch 2017/02/26
    いい女になるのだな
  • 英語禁止という規制によって改めて横文字に侵食されていると実感する - 『かなり』

    どうも、坂津です。 今日は新しいことに挑戦してみようと思います。 片仮名や英語表記を使わずに記事を書いてみます。 主題を自分で選んでしまっては何の面白味もありませんので、お題無作為抽選機を回して決めようと思います。 抽選は昨日に続き二回目となります。 お題「ポケモンGO」 お題部分は私が書いた訳ではありませんので、今回の記事の禁則事項に触れてはいないものと見なしますね。 さて困りました。 まさかこんなのを引き当てるとは。 そもそも、私がこの電子遊戯をやってないという大きな壁が立ちはだかります。 しかも表題そのものや登場する怪物がことごとく片仮名表記です。 しかし無作為抽選機を回してしまったものは仕方ありません。 さて、私がこの衣嚢怪物号(いのう かいぶつ ごう)を知ったのは、たまたま昼べていた定屋さんでした。 衣嚢とは衣類に付属した、袋状の小物などを収納するための部分です。 しまっ

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    pribetch 2016/12/29
    衣嚢生存体
  • 人間1年生という考え方 - 『かなり』

    どうも、坂津です。 「人間1年生」という言葉を、テレビで誰かが言っていたような記憶があります。 誰だったかなー。 完全に忘れてしまいましたが。 我々の世界は、人間だけでなく動物や植物、昆虫なんかも全部含めた「命」の輪廻が回ることで成り立っている、みたいな話しでした。 なので現在は人間でも、前世や来世がどうなるかは分からないということです。 で、「人間1年生」なんですが、輪廻の流れの中で何度か同じ種類の命として生まれることがあるんだそうで。 そうすると、細かい記憶はもちろん無いんですが、その種類の命として生きていくための基的な知識と言うか知恵と言うか、そーゆーものが感覚的に備わった状態で生まれるんだそうです。 つまり、過去に人間としての生命を経験したことがある命が、また人間として生まれ落ちだ場合には「人間世界」の2年生というわけです。 魚を何度も経験した命は、きっと漁網や釣針から逃げるのが

    人間1年生という考え方 - 『かなり』
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    pribetch 2016/10/09
    人間一号生筆頭
  • ある意味、母校が廃校になるよりも虚しい気持ちを存分に味わった - 『かなり』

    どうも、坂津です。 別に何の目的も無く、ただ漠然とネットサーフィンをすることがあります。 つい先刻、ノルタルジーに駆られ母校(大学)のホームページへ飛んでみました。 そして、とても寂しい気持ちを味わってしまいました。 4年+1年もの間ずっと通っていたサークルが、無くなっていたのです。 まず私は漫画研究会に所属していました。 決して漫画の研究などしないというのに、なぜ研究会なのか。 活動用に解放された教室にバラバラと集まり、ただ漫画を読む奴、漫画を描くやつ、昨日観たアニメの感想を話す奴、久しぶりに見る奴、他のサークルでも一緒の奴、課題のレポートを書いてる奴、黒板にチョークで落書きしてる奴、プラモデルを組み立ててる奴。 まさに混沌という言葉がカチリとハマるようなサークルでした。 それが、無くなっていました。 もう誰も漫画を研究しないのでしょうか。 いや、当時も研究はしていませんでしたが、その看

    ある意味、母校が廃校になるよりも虚しい気持ちを存分に味わった - 『かなり』
    pribetch
    pribetch 2016/08/28
    拳法家が活躍するTRPGリプレイマンガとかないんでしょうか。
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