中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)について、菅直人首相がすべての原子炉の運転停止を中電に要請したことを受け、原発14基を抱える福井県に6日夜、困惑が広がった。 西川一誠知事は「全国の原発についての基本的な姿勢を示さないまま、部分的に対応していることは到底、県民や国民の理解が得られるものではない」と述べ、全国の原発で多くの課題を抱えたまま浜岡原発だけ対応を示すことに疑問を投げかけた。 福島第1原発と同じ沸騰水型の敦賀原発1号機など原発2基を持つ日本原子力発電敦賀地区本部の関係者は「突然の首相談話に大変驚いている」とし、原電としては「引き続き、緊急安全対策を着実に実施していく。新たな知見を得られれば追加して安全対策を講じたい」と話した。 一方、高速増殖炉「もんじゅ」など原発3基が立地する同県敦賀市の河瀬一治市長は「電力会社の損失や地元の雇用問題に対して、政府がきちんと対策をとれば一つの手段とし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く