重くなった教科書をなぜ毎日、持ち帰らなければいけないのか。(※写真はイメージ)この記事の写真をすべて見る 子どもたちが背負っている荷物が「脱ゆとり」以降、重くなっているという。ある調査では、ランドセルやサブバックを含めた総重量が体重の約半分に達する子までいることもわかり、ツイッターでは「教科書の学校保管を進めてほしい」という投稿が2万6千リツイートされるなど話題になった。成長期の体への悪影響を懸念する医師もいる。だが、教室に教科書を置いて帰る「置き勉」は禁止する学校は多い。なぜ、重い教科書を毎日、持ち帰らなければいけないのか。 * * * 入学式の日。小学校で配布された教科書を新品のランドセルに詰め、娘はヨタヨタと歩き出した。 「『重い、もう歩けない』と言いながら何とか家までたどり着きましたが、学校が始まってからも帰宅後はしばらく疲れてボーッと座り込んでいます。学校まで徒歩20分ですが
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