心の水 心の中にある水を、 いつまでも澄んだ状態にしておきたい。 どんなときも きれいな水を自分の中にためておいたら、 いつか自分が枯れてしまうくらいつらくなった時に 自分に注ぐことができる。 そしていつか、枯れてしまうくらい 疲れ切ってしまった人にも注げるくらいたくさん 透明でやわらかい水をたくさん、自分の中にもっていたい そんな風に、 とうめいで澄んだ水をもっていたら、 きっと、その透明な水が目を覆ってくれるのかもしれない そうしたら、目に煌めきがもどってきて、 澄んだ目で外の世界を見ることができる その、透明の目のままで 誰かを見ていたら きっと、フィルターを通してみることもない 何かうたがってかかることもない もしも、にごった目で誰かを見てしまっていたなら 何かを思って、何かを発してしまったなら 目の向こうにいる人の心を傷つけてしまうかもしれない そんなことにならないように、 いつ