2015年7月24日のブックマーク (2件)

  • プロから見て「日本の空港」は何がダメなのか

    「酔っ払った時に乗るタクシー代として現金50ポンド(1万円弱)を定期入れに入れていたことを思い出したから、街に出られた。もし、50ポンドがなかったら成田空港で物乞いしなきゃいけなかったよ」 ロンドンの金融街・シティのパブで、イギリス人証券マンが日人の筆者を見つけて愚痴ったエピソードだ。日の玄関口である成田空港は、世界に例をみないダメ空港だ。どうしてこんなことが起きるのだろうか。 空港から出られない! 海外のどこかの国に「個人旅行」で行った時のことを考えてみよう。ガイドやホテルのスタッフなどの出迎えなしに自力で街に出ようとしたら、言葉のわからない国で自分が行きたい駅のスペルも覚束ないのに、切符を買うという行為がどれだけ心細いものか。窓口に駅員さんがいたならガイドブックやメモを見せてどうにかこうにか行き先を伝えられそうだが、自動販売機が相手では身振り手振りは通じない。これと同じことが、日

    プロから見て「日本の空港」は何がダメなのか
  • 台湾虎航(タイガーエア台湾)から学ぶ抑えるべき3つの戦略レベル

    会社として事業を拡大していくうえで、緻密な戦略を立てることは非常に大切なことです。会社に利益をもたらすためには、時間の99%を戦略策定に費やし、残りの1%で実行するべきだ、とも言われています。会社に利益をもたらすのは、その実行力も大切ですが、その前に綿密に計画された戦略なくしてはあり得ないのです。 台湾進出を考えている日企業の皆さんは、どのようなステップを踏んで台湾進出という決定に至ったのでしょうか、そして台湾進出のためにどのような戦略を策定していらっしゃるのでしょうか。 中華航空(チャイナエアライン)は、2013年12月にシンガポール航空傘下のタイガー・エアウェイズとの合弁で、台湾虎航(タイガーエア台湾)を設立しました。(出資比率は、中華航空(チャイナエアライン)が90%、タイガー・エアウェイズが10%。)台湾虎航(タイガーエア台湾)は、これまでシンガポール、タイ、オーストラリア、香港

    台湾虎航(タイガーエア台湾)から学ぶ抑えるべき3つの戦略レベル