研究会主旨: デジタル技術、ネットワーク技術に代表される情報通信技術の進展に伴ってコンテンツの流通形態が多様化し、著作権法をはじめとする知的財産法制はさまざまな対応を迫られている。この研究会では、情報通信技術の進展により具現化しつつある「通信と放送の融合」といった局面に、知財法制、知財政策がいかに対応すべきであるかを研究し、高度情報通信社会におけるコンテンツの円滑な流通の在り方を探る。 日時:2020年12月3日(木)18時30分~20時30分 場所:オンライン開催(Zoom Cloud Meetings利用) テーマ:「フェアユース法理と裁判所の役割 ――Google v. Oracle事件の合衆国最高裁での議論をめぐって」 報告者:玉井 克哉 (東京大学・信州大学教授) 司会・コメンテーター:鈴木 雄一 (信州大学特任教授) 要旨: オラクル対グーグル著作権侵害事件は、オラクルによる訴