大日本印刷株式会社(以下、DNP)は10日、一般ユーザーが自らの個人情報を直接管理し、データの開示を事業者によって選択、適宜行える「VRM(Vendor Relationship Management:ベンダー関係管理)」事業を来年4月よりスタートさせると発表した。 サービスの本格提供開始に先駆け、日本アイ・ビー・エム株式会社と日本ユニシス株式会社との連携により、VRM事業の運用で必要となるシステムを開発。このシステムを用いたVRMサイトの試行サービスを、株式会社サイブリッジの協力のもと、10日より開始している。 VRMは、一般的なサービス事業者が会員に対してその個人情報管理で行っているCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)とは異なり、ユーザー側に個人データの管理権、データを提供するサービス事業者の選択権があるもの。 ユーザーはVRM事業を