昨日はこんな壮大な計画を立てたところで、今日はさっそくそのうちの1つを実現しましょう。自分は有言実行の人でありたいですからね。 さて、今回語りたいのは富野監督と漫画家長谷川祐一の合作である『機動戦士クロスボーン・ガンダム』という作品です。数年前まで知られざる名作として知られる(?)作品であるこのマンガは、禁煙ではゲームとプラモのおかげで、知名度もだいぶ上がってきた一方、元々合作だけあって、原作・原案を勤めてた富野監督がそのなかにどの役割を発揮してきたのか、あまり知られていない上に、最近では作画の長谷川本人による『スカルハート』『鋼鉄の7人』もあったため、ますます混乱を招き起こした。 なので、ここでははっきりと富野と長谷川それぞれの『クロスボーン』で発揮した役割を分析してみたいと思います。そうはいっても、アニメのガンダムと違って、資料がそれほど多いわけがなく、長谷川の同人誌ではそれらしい話を
![富野由悠季の『クロスボーン・ガンダム』を語る 前編 「クロスボーンはどこまでトミノだったの?」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0a742a30435fe62cfbd1bf1374615e02a2f9e3be/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.fc2.com%2Fimage%2Fnoimage.gif)