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*特撮とbookに関するprisoner022のブックマーク (1)

  • 文明と怪獣~『モスラの精神史』 小野俊太郎著(評:朝山実):日経ビジネスオンライン

    6時間00分 「モスラーゃ、モスラーゃ♪」と、双子の妖精が歌えば、遠い南の島からやってくる、あのモンスター蛾を軸に、ニッポンの戦後を見直そう。これが書の試みである。 著者の職が文芸評論だけあって、リルケや三島由紀夫の言説を引用するなど、モスラのもつ文学的な側面への目配りが利いている。引き出しは豊富にして、語る口の熱の入れようには、少々モスラにとりつかれちゃった感もある。オタク度が高く、読んだ先から、「ねぇねぇ、知ってる? モスラはね……」と、仕入れた知識を誰かに聞かせてみたくなる、妙なテンションのだ。 東宝の怪獣映画「モスラ」が公開されたのは、1961年夏。60年安保闘争の翌年だ。 ワタシが「モスラ」を初めて目にしたのは、リアルタイムではなく、1960年代後半、正月の深夜テレビだった。破壊シーンが待ち遠しいコドモだったゆえ、がっくりした記憶がある。現れたと思えば、匍匐前進するだけの芋

    文明と怪獣~『モスラの精神史』 小野俊太郎著(評:朝山実):日経ビジネスオンライン
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