気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「今年のウルトラマン関連商品は大変好調。上期(4-9月期)は前年同期比で140%の売り上げを見せている」とバンダイの柴崎誠副社長は胸を張る。これはウルトラマンシリーズの新番組と関連するカードゲームの合同発表会での発言だ。 実は、ここ数年バンダイナムコグループのウルトラマン関連ビジネスは低迷。同様にテレビ番組などの映像を制作する円谷プロダクションの経営も厳しい状態が続いていた。 だが、今年に入って両者共に復活の兆しが見え始めている。今回はウルトラマンビジネスの復活と円谷プロの再生に関する動きを追ってみる。 存在感がなくなっていたウルトラシリーズ ウルトラマンシリーズ(以下ウルトラシリーズ)は、1966年に初代の「ウルトラマン」がテレビ放映されて